『このTシャツは児童労働で作られました。』


このTシャツは児童労働で作られました。
汐文社
シモン ストランゲル


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本日の本はこちら。
『このTシャツは児童労働で作られました。』

センセーショナルなタイトルです。
ノンフィクションかと思って手に取ったら
物語でした。

ただ、
出てくる企業は
実名です。
H&Mとか、アップル社とか。

主人公のエミーリエは、
ノルウェーに住むイマドキの女の子。
着飾って、おかしをたべて、友達とおしゃべりして…
そんな毎日に疑問をいだかずすごしてきました。

そんなエミーリエの考えを一変させるできごとがおこります。

ある日、パーティーに着ていく服を
友人と選んでいたエミーリエは、
ある青年が値札にシールを貼っているのを目撃します。

「このTシャツは児童労働で作られました。
どうぞそでを通してみてください。
これを作った子どもたちの代わりに。」


値札に店員の目を盗んでこんなシールを貼っていた青年は
「世界を救おう」というグループ名で活動する
アントニオでした。


エミーリエはその活動に興味を持ち、
テストを経て、正式メンバーになります。
そこではじめて知った、
児童労働や、劣悪な労働環境の数々。

チョコレートのプランテーションで働かされる子ども、
休憩時間もほとんどもらえず、鍵をかけられ閉じ込められた状態で
延々とTシャツの一部を縫わされる子ども、
iphoneなどを作る工場で、奴隷のように働かされる工員たち…

アントニオたちメンバーは
世界を救おうと行動していきますが…


児童向けのフィクションでこれだけ
衝撃的な物語に出会ったのは、

縞模様のパジャマの少年
岩波書店
ジョン ボイン


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この作品(ナチスの話)以来かもしれません。
日本ではこういった、
こころに訴えかけるフィクションがあまりないような気がしました。
児童書でこんなに打ちのめされるって、いいの?!みたいな、本。



安く物が買えるということは、
そのかげで、だれかが犠牲になっている…

考えるきっかけになる良書です。

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